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バーンのレポート
  • 2024/08/05
  • レポート

シーズン1のレポート。バトルが思わぬ方向に発展!!みなさまに感謝を伝えたい。

記念すべきカスタムカーバトルBURNのシーズン1。

選手、ギャラリー、運営。その場にいたすべての人がどんな展開になるのか想像できなかったと思う。

それは当然の事で誰も体験した事のない企画だったから。

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事前のWEB投票は驚くほど好スタートだった。サイト公開初日で登録数2600(車両未登録のユーザー含む)人と想定していた数字を大きく上回っていた。

その勢いにサーバーの増設をしたほどだ。

しかし、それはあくまでもWEB投票の出来事。

リアルのバトルとは別の話だ。リアルで選手が1対1バトルになればどうなるのか?「冷めた空気だったら…」「選手同士が喧嘩しだしたら…」と様々な懸念事項があった。

開催まで何度も協議を重ねリハーサルもした。それほど、ネットとリアルの違いを警戒していたからだ。

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段取りを何度もチェックするMCハガリン。
ただ、運営としてはカスタムカー好きに新しい舞台を用意したい。彼らの素晴らしい作品をもっと詳しく知ってもらいたい。という想いは強かった。

バトルの始まり

初戦は関東エリアのインプレッサ WRX STI naoki選手と中部エリアの北米 RC-FのSTATIC TATSUKI選手。WEB投票で10位争いを繰り広げ同点の1290ポイントという結果。同点との事で10位争いのバトルからスタートする事になった。

おそらくその場にいる誰もが緊張する瞬間だったと思う。しかし選手が入場した瞬間に何かのスイッチが入った。と、同時に「これは面白い」と思った。入場から2台が顔を突き合わせた瞬間。それを囲むギャラリー、煽るMC、音楽。なんとも言えない高揚感があった。

新しい舞台が生まれた瞬間だった。

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そして、初戦が終わって安堵した。何故なら選手に笑顔が見れたから。ギャラリーを含めそこにいる人に笑顔があったからだ。

それだけではない。事前に用意したワイヤレスマイクの不調、トラブルで動かなくなった車両などのハプニングも選手達がカバーしてくれた。そして、勝っても負けてもお互いに称え合った。

彼らの乗るマシンは洗練されていて、各々独自の美学と個性を持っていた。

加えて彼らの振る舞いやマイクを握る姿は、まぎれもなく“カッコいい”やつらだった。

こうした光景は運営サイドが考えていた以上の出来事だ。

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これを読んでいる人は知っているはずだ。今の世の中、SNSでは誹謗中傷がやまない事。心なき者達によって視界が濁らされている事。それはカスタムシーンとて例外ではない。

しかし、選手たちは地域やジャンルの垣根を超え、お互いにリスペクトする姿を見せてくれた。彼らはあるべき姿を示してくれた。

それはただ、ただ、素晴らしい出来事で、そんな空間を生んでくれた選手。そしてギャラリー達には感謝しかない。

大げさではなく、リップサービスでもなく心からそう思った。

バトルを通じて、お互いを認め合う。

気恥ずかしい表現かもしれないが、でも、大切な事だ。これこそ今の世の中に必要な要素だろう。

この小さな波紋が広がってくれれば嬉しい限りである。

Written by: STAFF