こいぬ

車造りのこだわり

「地味の中に目を惹くこだわりを」
「当時らしさと現代らしさ」
この2つをコンセプトにクルマ作りをしてきました。
ベース車両がE46の普通のセダン、しかも色はシルバーでありとても地味です。ですが、その地味を生かして、カスタム。
エアロは純正をリスペクトし、フルノーマル。ホイールは王道のBBS LM。ぱっと見はよくある定番カスタム。しかし、セダンには珍しい19インチかつ、よく見ると左右で異なるBBS LM。周りと被らないように、定番スタイルの中に自分らしさを見出しました。19インチにした理由はそれだけではなく、E46やE90全盛期の頃、多くのカスタムユーザーは19インチのホイールをE46に履かせていました。そして、現代ほど太いホイールを履かせずに8.5J程度の控えめなサイズを履かせていました。当時のカスタムシーンをリスペクトし、8.5Jの19インチのBBS LMを採用。
内装は純正のブラック内装に溶け込むようブラックカラーのシートやステアリングを採用。E46セダンでセミバケ2脚と社外ステアリングを装着しているのはあまり見かけません。地味ながらも、現代らしさを出すためにもRECAROやMOMOではなく、現代のカスタムシーンで話題に上がるBRAUM RACINGやRENOWNを採用。当時感溢れる外装を見て、クルマに乗り込むと内装はやや現代らしさを感じられるようにこだわっています。
また、私はクルマはクルマである以上道具としてどこにでも行けて、あらゆる用途に対応できるべきであると考える。そのためにも控えめな車高、控えめなキャンバーとしています。これ一台で学生生活を送り、買い物から旅行、引っ越しに至るまでをになっています。
日常生活に溶け込む地味なスタイルだが、細部にはこだわりが見える...そんなカスタムカーを目指しています。